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とあるメッセージより“二語族と三語族” 

  ある日の安海靖郎先生メッセージ***

 精神科医の小田晋医師が『暮らしの心理学』の中でこんなことを書いています。
「外来で不登校や無気力と呼ばれる子供に、“お母さんの言葉で一番印象に残って
いるのは?”と聞くと、“早く、早く”と“勉強、勉強”が圧倒的に多かったそう
です。必ず二語重ねて言うのが特徴です。お母さんたちは、子供が思春期になると
“メシ、金、うるせぇ”しか言わないと言いますが、自分たちが二語族だった結果
なのです」と。そして、二語族が三語族を生んでいると言います。
 夏に家族でオートキャンプに行った時のことです。私たちの隣のバンガローから
何度も、「このバカ、このバカ」と小さな息子をしかる父親の声が聞こえました。
それを聞いた家内の母が、「楽しいキャンプに来ているのに、かわいそうやね」と
神妙な声で言ったのが心に残りました。
 思春期となった子供たちが自立しようとするときに、親に対する信頼関係がない
と問題が生じやすいと言われます。幼児期から築かれてくるこの親子の信頼関係が、
子供たちが自立して飛び立っていく不安の中での滑走路のような働きをするので
しょう。しかし、現実には、つい無意識の中で、自分の関心やテンポで子供に対応
してしまいやすいのではないでしょうか。つい「早く、早く」となってしまいます。
 
 子供に対しても、夫、妻、他人に対しても「ハイ、ハイ」「ウン、ウン」という
二語で相手に合わせていくことが、相手との信頼関係を固くすることはわかってい
ても、そのためには、やはり自分自身が「早く、早く」「仕事、仕事」と追わないで、
「ウン、ウン。ヨシ、ヨシ」と受け入れていくゆとりが大切なのではないでしょうか。
それは、自分自身のありのまま全部をよく理解し、見守ってくれる大きな存在を意
識するときに生じる心の余裕、ゆとりの中に可能なのではないかと思います。
 
 緊張とストレスの多い王の職にあったダビデは、旧約聖書の詩篇139篇にこのよ
うに歌っています。
 「主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。あなたこそは私のすわるの
も、立つのも知っておられ、私の思いを遠くから読みとられます。あなたは私の歩
みと私の伏すのを見守り、私の道をことごとく知っておられます。ことばが私の舌
にのぼる前に、なんと主よ、あなたはそれをことごとく知っておられます。」
(詩篇139:1-4)



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